2012年1月19日木曜日

僕の身体にいったい何が起っているのですか?


「ニャンニャ・ミーア!」
明るく楽しくがモットーなブログなので、
この記事を書くべきか本当に迷いました。

ただ猫と暮らすことは
必ずしも楽しく可笑しいことばかりではない。
可愛いニャンニャの記録として残しておこうと思い
敢えて記事にすることにしました。

今、思えば最初にその兆候が現れたのは
1月11日水曜日の夜のことでした。
僕らにとって水曜の夜は休日前夜にあたるので
ビールを飲んでほろ酔い状態でテレビを観ていました。
リュウ君は僕らの傍のソファーで
うたたねをしていました。

暫くして突然、ムクっと起き上ると
何やら部屋中を探して回っているような感じで
うろうろしています。

変な夢でも見て寝ぼけてるのだろうと思いながら
眺めていると
リュウ君は口から大量のヨダレを流していました。
ねばっとしたヨダレが糸を引くように口の嘴から
垂れさがっています。


僕らは飛び起きてリュウ君の元へ。
何だか目が泳いでいるような遠くを見ているような、
そんな目をしていました。
こんなことは初めてだったので
驚きはしたものの
他に病気を疑わせる兆候がなかったので
様子を見ることにしました。

1月12日木曜日
僕らは休日だったので家にいたのですが、
食欲もあるし、便も正常、元気もあります。
ただ2回ほど前夜と同じようなヨダレを垂らしました。
透明で粘度の高いヨダレです。
飛雄吾くんが
「猫とヨダレ」でいろいろなサイトを調べました。
いろんな病気や怪我の可能性が疑われ
怖くなりました。

1月13日金曜日
朝一番でかかりつけの動物病院に連れて行きました。


身体の 触診、聴診器での診察、
口内の視診で全く異常はありませんでした。
再現性がないため、
ヨダレの状況を説明しました。


環境の変化や
食事内容に変化がないのなら
問題視することもないでしょうとの診断。
安心して自宅に連れ帰り
いつものようにみんなでお留守番をさせていました。

帰宅すると
いつもリュウ君がお昼寝している
食器棚のカウンターにヨダレを垂らした痕跡がありました。

そして夕食後には
まどろんでいたリュウ君がムクっと起き上がり
部屋の中を徘徊し始めました。
注意して見てみると
またヨダレを垂らしています。


1月14日土曜日
朝起きるとやはり寝床に使ったらしい場所に
ヨダレを垂らした痕跡がありました。

僕らは不安な思いもあったのですが、
かかりつけ医の先生に
「様子を見ましょう」と言って貰っていたので
普段通りに出勤しました。


帰宅すると
キャットタワーの付近に
やはりヨダレを垂らした痕跡がありました。
ヨダレの痕跡のまわりには
飛沫血痕もありました。
血痕はヨダレと共に口から垂れたものではなさそうでした。
怪我をしたのだろうか?

リュウ君の身体をチェックすると
右の肩に1cmほどのすり傷がありました。

その夜も
やはりヨダレは垂らしました。

1月15日日曜日
いつも通りに出勤し、昼過ぎに帰宅。

その日も食欲はあり、
元気は元気なのですが、
いつもになく落ち着かないというか、
部屋中をグルグル回り
何かを探しているかのようです。


何だか軽くびっこを引いているようなので、
身体をチェックしてみると
両手の爪の何本かがあらぬ方向を向いて
抜けかけていました。
あの昨日の血痕は爪から出たものなんだろうか?
でもどうして?

ヨダレ、挙動不審な行動、爪の怪我・・・???

明日は一番で病院に連れて行って診て貰おう。
そう思いながら僕らは就寝しました。

しばらくするとニャンニャルームから
激しい物音がしました。
深夜1時。
僕らは飛び起きてすぐに物音がした部屋を覗きにいきました。

僕らは凍りつきました。
ニャンニャルームの押し入れの隅で
リュウ君が口からヨダレを垂らして
ぐったりしていました。
「リュウ君!」
声を掛けますが、目の焦点が合っていません。
失禁していて身体が濡れています。
暖かい蒸しタオルで優しく身体を拭いてあげていると
少しづつ正気を取り戻していきました。


リュウ君の身体にいったい何が起こっているのだろう?

僕らは不安と恐怖で眠れぬ夜を過ごしました。

1月16日月曜日
普段通り朝食を平らげました。
尿も便も正常です。
ただ昨夜の状況は尋常ではなかったので
朝一番で動物病院に連れて行くつもりでした。


それは朝食を平らげ
ソファーの上でまったりしているリュウ君を突然に襲いました。
粘度の強いヨダレを口の嘴から垂らし始めたかと思うと
目がうつろになり、
意識が遠のいていくようでした。
次の瞬間、
リュウ君はぱっと眼を見開き、
かっかっかと口から変な音を出して痙攣し始めました。
手足をばたつかせ、
全身の激しい痙攣です。

幸い僕らは傍にいたので
飛雄吾くんが身体を抑え、
僕は頭側から手を添えることが出来ました。

僕らは
痙攣を起し、悶え苦しむリュウ君を目の当たりにし
恐怖と不憫さで涙が止まりませんでした。

癲癇ではないか・・・
飛雄吾くんが前日に言っていたのですが、
確かにこの痙攣は癲癇かもしれない。
高校の時のクラスメートに癲癇の子がいて
発作を見た事はあったのですが、
猫にも癲癇が起こるなんて思いもしませんでした。

発作は2、3分で治まりました。
僕らがリュウ君の身体をサポート出来たので
ソファーから落ちることはなかったのですが、
あの怪我はキャットタワーでまどろんでいる時に
発作に見舞われ転落して
出来たのだろうと察しが付きました。

そして温めたタオルで身体を拭いて
落ち着かせてから
僕は職場に
飛雄吾くんが病院へ連れて行きました。

気が動転していたんでしょう。
月曜はかかりつけの動物病院はお休みだということに
全く気が付きませんでした。
しかし、明日まで待ってはいられません。
その足で職場近くの動物病院に駆け込みました。

その動物病院は以前お話させて貰ったことがあるのですが、
片目を失って保護した猫を全く治療費を取らずに
1カ月に渡って面倒を診てくれたという奇特な先生です。

どちらかというと犬をメインに診てらっしゃる先生なので
癲癇にはとても詳しいようでした。
犬は猫の倍以上の確率で、癲癇になる子がいるそうです。
猫では200匹に1匹の確率で
癲癇が出るそうです。

病院でここ数日に経過についてお話すると先生は
「これは癲癇で間違いないです。」
とおっしゃられたそうです。
そしてすぐに血液検査をして、
結果を観ながら除外診断をして下さったそうです。



若年性の脳腫瘍や脳血管障害は
正常運動と麻痺が見られないことから考えにくいので
大学病院でのMRIやCTの必要はないだろう。
だだし症状が日を追うごとに強くなっているので
今日は強めの抗テンカン剤を投与しましょうと
ポリゾンという注射をして下さったそうです。

次の通院まで1週間は
プレドニンという薬を朝晩飲ませて様子をみることになりました。

手の爪は
右の第ニ指と左の第4指が完全に根元から
抜け落ちていたそうです。
さぞ痛かったことでしょう。
こちらは化膿止の抗生剤を頂きました。

落ち込む飛雄吾くんに先生は言ってくれたそうです。

「この子は癲癇を起すけれど、
普段は全く普通の猫なんだよ。
適切な治療を続ければ、
発作の回数は必ず減ってきますから、
飼い主さんが気を落としてはいけませんよ。」

その日の飛雄吾くんは
ずっとリュウ君の傍に付いていてくれていましたが、
発作は起きず、
嫌いな病院で疲れたのか、薬の副作用か
ダラダラと眠っていたそうです。


毎日、薬を飲んでいます。
ヨダレは時々垂らしていますが、
発作は治まっています。
ただこの症状が現れてから、
少し性格が変わったように思われます。
子供帰りしたみたい・・・

優しく奥ゆかしかったリュウ君が
レンが遊んでる玩具を横取りしたり、
食事中に他の子のお皿に顔を突っ込んでいったり・・・
ただ僕らには
今まで以上に鳴いて甘えてくるようになりました。
きっとリュウ君が自分自身に何が起こっているのかわからず
一番不安なのだと思います。

原因不明の病気。
先は見えませんが、ニャンニャ一家は
今こそ一丸となって
リュウ君の病気をサポートしていきたいと思っています。


大丈夫!
お薬をちゃんと飲んでいれば発作はおきませんから。


病気でちょっと混乱してるんだと思うけど、
レンの大好きなリュウ君に変わりはないですよ。


リュウ君、心配しないでいいんだよ。
ちょっとした病気です。
病院に行ったり、注射をしたり、お薬飲んだり
暫く頑張って貰わないといけないけれど
きっときっと良くなりますからね。


ルカたんはどんなときも泰然自若。
本当に救われる思いです。
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