2011年8月13日土曜日

ルカたんのアレルギー検査


お話は6月まで遡ります。
震災で遅れてしまった
年に一度の健康診断とワクチンの接種に
ルカたんとレンを動物病院に連れて行きました。

お腹の弱いルカたんは定期的に検便をしていたのですが、
この時の検便で腸内に細菌類が出てしまいました。
あれだけ何度も駆虫して来たのに、
僕らはかなりショックを受けました。


マイトマックスなど腸内環境を整えるサプリメントを
2年近くも飲ませているのに、
その効果が認められないくらいに
ルカたんの腸内環境は悪いものでした。


ただルカたんの場合、
食欲は旺盛だし、元気もある。毛艶だってそれ程悪くない。
便だけが緩いのです。


僕らは6月から休みの木曜たんびに
ルカたんの便を持って動物病院に通いました。


数種類の抗生剤と供に整腸剤を飲ませました。
駆虫は出来ても便には残渣が残り、緩いままです。
二ヶ月近い便の状態から先生は、
炎症性腸炎の可能性を示唆されました。

炎症性腸炎であるかを確定診断するには
腸の組織を取り、
生検にかけなくてはならないということでした。
ルカたんに全身麻酔をかけてお腹を割く・・・
考えただけでぞっとします。


僕らが動揺を隠せないでいるのを察した先生は
「炎症性腸炎」の診断を受けても緩い便を続けながら
天寿を全うした子も多く存在すると仰いました。

治療についてはステロイド治療になるとのことです。
生検にかけずに炎症性腸炎であることを仮定して
治療をすることも出来るがリスクもあるといいます。
炎症性腸炎には大きく分類すると
3種類に分けることが出来るそうです。
そのうち「リンパ腫」だった場合、
ステロイド療法は症状を悪化させてしまうらしい。
ルカたんの年齢や便以外の状態から
「リンパ腫」である可能性は
極めて低いとだろうと先生は付け加えて下さいました。


僕らは言葉を失いました。
僕らも仕事柄、ステロイド治療の有効性は知っている。
と同時に心配される副作用も・・・
暫くの沈黙の後、
やっと出て来たのは「他の選択肢はあるのでしょうか?」
という言葉でした。

先生は「アレルギーの血液検査をしてみてはどうか?」
という提案をして下さいました。
アレルギー反応で腸に炎症を起こすケースも多いとのこと。
アレルギーを引き起こす抗原を知ることで
腸の炎症を抑えられる。
かつて検査をせずに、
食物アレルギーの療養食を与えた時期があったが、
大きな成果は見られませんでした。
今回は詳しい検査をお願いしました。


食べる事が誰より好きなルカたん。
好きなものを好きなだけ食べさせてあげられたら・・・
祈るような思いで検査を待ちました。


とはいえ、6月の健康診断時からみれば、
抗生剤や整腸剤の効果で
ルカたんの便は今までにないくらいに快復しました。
ただ薬を切るとその日を境に少しづつ便が緩くなります。
いつまでも薬漬けには出来ません。
今回は心を鬼にして食事療法に励まなくてはなりません。

そして一昨日、検査結果が出ました。


検査結果の用紙を前に先生が詳しい説明をして下さいました。
僕は用紙を観て「何も食べれるものないじゃん!」
心で叫んでいました。

マグロ、カツオ、牛肉、羊肉、鹿肉,
アヒル、鴨
米、玄米、大麦、コーン、トマト


草、雑草、樹木で
ハルガヤ、アシ、クサヨシ、シラゲガヤ
ブタクサ、セージ、ヨモギ
ヘラオオバコ、ニワトコ、セイヨウトネリコ
ハンノギ、ヤナギ、ネズミモチ、クワ

真菌・カビ類で
アスペルギルス、ペニシリウム
カンジタアルビカンス、プルラリア

室内環境で
ハウスダスト、ウール、カボック


大好物の鳥のササミに
陽性反応が出なかったのが救いです。


フードは限られます。
多くのフードに多くの穀物が使用されているからです。

食事療法を始めたら最低2ヶ月間は
アレルゲンを排除した食事を続けなくてはなりません。
今日食べたものは1ヶ月先まで抗原として
作用してしまうそうです。
ルカたんのアレルゲンを排除したフードは
動物病院で取り扱っていなかったので
早速、ネットで注文しました。


これでルカたんのお腹が良くなってくれれば・・・
窮屈でひもじい思いをしてまで長く生きて欲しいと
思ってはいないのですが、
元気で可愛いルカたんと一日でも長く一緒にいたいですから。
ね、ルカたん!