2011年4月5日火曜日

あした


僕らの住む街は
観光客や旅行者によって成り立っている。
あの震災以来、
街はすっかり元気をなくしている。


自営業をやっていると
不景気な話ばかりが聞こえてくる。


僕は整骨院で毎日、
多くのお年寄りと接している。
これは僕が修業していて頃の患者さんのお話です。


そのお婆さんは
終戦を焼き野原と化した東京で迎えた。
幼いお子さん二人と
バラックでランプの油を売って暮らしていたという。
そのお婆さんは
ここで頑張っていれば必ずご主人が帰ってくると
信じていたという。


1年が過ぎ、
周りからはすっかり戦争未亡人の扱いを受けたそうだが、
お婆さんには根拠のない直感があったのだという。


そして奇跡が起こり、
ご主人は無事に帰還した。


ご夫妻は身を粉にして働いたそうだ。
油売りから金物屋さんを始め、
港区に大きなビルを建てた。


戦争を乗り越えて来た世代の
エネルギーは本当に凄いものがある。


先日、
計画停電が頻繁に行われている地区の
お婆さんが治療にいらしゃった。

「停電、大変ですね〜。」

そう声を掛けると

「何にも大変じゃないよ!
先生、私の部落に電気が来たのは
私が中学二年のときなんだよ。
それまで毎日、ランプで生活してたんだから!」

元気な声でこう返って来た。


凄い!
戦後の日本を経済大国に
成長させた世代のパワーは本当に凄い!

「先生はまだ若いから何だって出来るね!
羨ましいよ〜!」
40歳をとうに過ぎたおっさんの僕も
こう言われちゃうと何だって出来そうな気がしてくる。


あれから街が元気がない。
うちの整骨院も売上は落ちた。


あした、
僕らは自宅に帰る。
あしたの晩、
みんなを連れて自宅に帰る。

また頑張って盛り返していこう。

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明日、お家に帰る
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